長距離の引越しの安さなら混載便が最強!?チャーター便との違いは?
県外への引越し、遠くへ転勤で引越しする場合は、荷物の運搬に高いお金が必要なのがとてもネックです。
通常プランは距離によって料金が違ってきますので、長距離の引越しでは少し損なことも。そこで検討したいのが、緒距離対応の混載便やチャーター便です。
ここでは、長距離引越しにおすすめのプランをいくつかご紹介しています。
少しでも安く引越しをするために、ぜひ参考になさってください。使い方によってはとてもお得になりますよ!
目次
長距離の引越しを安く済ませたい!どうすればよい?
長距離の引越しを安くするためには、トラックの利用料金と輸送費、人件費を削らなければいけません。
しかし、通常の引越し料金は距離によって輸送費が決まっており、家族の引越しでは作業員を削るわけにもいきません。
個人の裁量で出来るのは荷物の量を減らすぐらいで、その他の要素で料金を安くするのは難しいのが現状です。
しかし、最近は長距離向けのプランが増え、一般的な「トラックと作業員数人で遠くに荷物を運ぶ」という従来の携帯以外のプランも増えてきました。
そのプランを使えば比較的安く済ませることができ、県外への引越し費用も負担を軽くすることが可能になってきました。
ここではいくつかの長距離引越し用プランをご紹介しましょう。
費用がお得!安くするなら混載便がおすすめ
最近増えてきた引越しプランの一つが「混載便」です。
混載便とは読んで字のごとく、別の依頼者の荷物と混載して運搬すること。
引越し先が同じ依頼者とトラック利用料金・運搬費用を分け合うような形で引越しを行うため、通常であればトラック1台分のチャーター料と運搬費用・ドライバー費用が掛かりますが、すべての費用を分担、割り勘できるのです。
長距離の場合はガソリン代や高速料金がかかるため、複数の依頼者で分担できる混載便は費用面で大きなメリットがあります。
混載する人数は決まっておらず、引越し希望の人とトラックの都合などで決まります。
このように、費用面で大きなメリットがあるのが混載便の特徴です。長距離の引越しの場合は、混載便のある引越し業者に見積もりを依頼してみるとよいでしょう。
しかし、混載便にもいくつかデメリットがあります。
混載便のデメリットは、荷物を運搬する日時を指定できないこと。依頼者が日時を決めることはできず、基本的に荷物が集まった時点で運搬日時が決まります。
そのため荷物の運搬が思い通りのスケジュールにならないというデメリットがあります。また、トラック1台分以上の荷物の場合や空きスペースに入らない荷物量だった場合は、混載便を受け付けてもらえません。
東京や大阪など転居する人が多い場所では同じ方面の引越し希望者が多いため、それほど待たされることはないと思いますが、主要都市以外への引越しでは同じ方面の混載希望者が集まるまで待たされてしまいます。
また、他の人の荷物と混載しますので、荷物の紛失も気になるところ。
もちろん引越し業者の信頼に関わる部分ですのできちんと対策は取られていますが、それでも「ベニヤ板で仕切る」などの荷物仕分けに不安がある人は混載便以外の方法を利用したほうが良いでしょう。
決まった日時に引越ししたい!そんなときはチャーター便!
決まった日時に引越しができる「チャーター便」
混載便と違い、費用よりもスケジュールやスピードを重視する人におすすめなのが「チャーター便」です。
チャーター便とは、トラックを貸し切って自分たちの荷物だけを運搬すること。
直送なので時間もかからず、混載のような荷物紛失の心配もありません。スケジューリングしやすいことが一番のメリットと言ってよいでしょう。
これにより作業員の料金を安くできるというメリットがあるわけです。チャーター便は引越し業者によってプラン内容が違っていますので、中身をよく確認しましょう。
チャーター便のデメリットは、混載便に比べると運送費用が高くなること。
そしてプラン内容によっては作業員がいないため、荷物の搬出入人員を手配しないといけないことです。
これらがクリアできればチャーター便はとても便利。知り合いに頼むなどして、できる限り自分たちで荷物を運べるようにしておきましょう。
また、作業員がいないプランの場合は大型家具やピアノを運ぶのはかなり困難です。荷物の種類や量をしっかりと見極めて、訪問見積もりの際に相談しながら利用を決めてください。
荷物が多い場合はトラックのサイズを変更することにもなり、料金面で跳ね返ります。事前の見積もりはとても大切ですので、その点だけはご注意を。
もっと料金を重視するならどうすればよい?
トラックではなく列車を使う「コンテナ便」
引越しはトラックで行うのが一般的ですが、実は列車を使った引越し方法もあります。
それが「コンテナ便」です。荷物を運ぶコンテナに荷物を積み込み、引越し先まで鉄道で荷物を運搬します。
コンテナ便のメリットは、人件費や燃料代をぐっと抑えることができ、料金が安くなることでしょう。
交通状況も関係ないため、スケジューリングもしやすいプランです。
デメリットは複数液で荷物のつみおろしがあるために荷物紛失の不安があることや、通常の引越しよりも運搬日時に時間がかかること。
スケジュールにゆとりがある場合にしか利用できないというデメリットがあります。
急な引越しには利用できないため、IターンやUターン向きの引越し方法と言ってよいかもしれません。今はコンテナ便を利用する人も増え、扱う引越し業者も増えてきました。
配送日時は多少日数がかかりますが、東京から大阪なら最短で翌日~2日後に配送することも可能です。スケジューリングをうまくすればコンテナ便は非常に便利ですので、ぜひ活用していきましょう。
まとめ
長距離の引越しについて解説してきました。
長距離の引越しを安くするポイントは、人件費や輸送費の安いプランを選択すること。
長距離プランがある引越し業者が増えてきましたので、さまざまなプランから検討しましょう。
中間業者が入らないチャーター便や、JRを使ったコンテナ便もお得なものです。通常のプランだけで検討すると損をする可能性も高くなってしまいます!
今では当たり前となった「複数の引越し会社で検討する」を基本にして、長距離プランがあるかどうかを事前に確認しておきましょう。
トラックとコンテナ便を併用したプランなど、各社豊富な長距離対応プランが出ていますので、たくさんの引越し会社のプランを確認してください。