引越し節約方法のコツ!あと2万円安くする為に出来る事は?
引越しの見積もりをもう一息安くしたい!そんな時に役立つ節約方法をこの記事でご紹介しています。
繁忙期や荷物が多い引越しはどうしても見積もりが高くなってしまいがち。少しでも安くしたいなら、工夫と交渉の積み重ねが必要です。
この記事に書いてある方法は全国どこでも実践できるものばかりです。
本当に少しの工夫で数万円安くなることもありますので、あきらめずに交渉していきましょう。
事前準備から工夫すればより安く引越しができます。
引越し料金はどうやって決まるの?
引越し料金はどうやって決まるのでしょうか。引越し料金を安く抑えるためにも、まずは基本の計算方法を知っておきましょう。
引越し料金はおおまかに「基本料金」「オプション料金」「実費(梱包資材・高速道路料金など)」の3つの合計で決められます。
<基本料金>
引越し先までの移動距離・時間、使用するトラックの大きさ、荷物の量によって決まるのが基本料金です。
移動距離や時間は動かすことができないため基本料金を安くするのはなかなか困難ですが、荷物の量に気を付けておけば大型トラックの使用を避けられます。
<オプション料金>
引越し料金には荷物の搬出・運搬・搬入料金が含まれています。
そのほかの作業料金は利用者の希望で加算されていきます。それがオプション料金で、エアコンやピアノの運搬、荷造り・荷解き料金などが該当します。
プランによってはオプション込みの料金になていることもあります。
この料金算出方法を頭に入れたうえで、引越し料金を節約していきましょう。
引越し料金節約の基本を押さえよう
荷物はできる限り少なく!
前述したとおり、引越し料金には荷物の量が大きくかかわってきます。
トラックの大きさが大きくなればなるほど引越しの料金は上がります。
一人暮らしの場合はほとんど「一人暮らしプラン」で収まりますが、自転車や電子ピアノなどを遠距離移動させる場合はコンテナ2台となり、少し高めの料金になることもあります。
コンテナ便の場合はコンテナの数を押さえられるように工夫しましょう。
家族がいる場合はさらに荷物を厳選してください。子供の思い出の品、趣味のものや洋服など、すべて一通り見直しておくのがポイントです。
台数が増えればその分だけ料金が加算されます。
専用コンテナを使うパックは独自の料金ですが、やはり台数が増えた分だけ加算されていきますので、荷物は減らしておくに越したことはありません。
荷造り・荷解きは自分で行う
引越しの基本料金には荷造り・荷解き料金が含まれていません。
オプションで希望の人に加算するか、あらかじめ荷造り・荷解きがパックになったプランを利用するかのどちらかです。
基本料金のみで済ませたいなら、自分たちでできる部分をすべて済ませておくのがベスト。
荷造りや荷解きをお願いするのは、子供が小さく手がかかる、仕事が忙しい時期など、特別な事情がある時だけにしておけばオプション代は省けます。
また、梱包資材を安く手に入れておけば、資材代を引くことも可能です。
パック料金には資材代金も含まれていますので、あらかじめ交渉して値段を下げましょう。
複数の業者に見積もりを取って比較する
最近は引越し料金の一括見積サイトが増えて、複数の引越し業者に見積もりをお願いするのが常識となってきました。
これも引越し料金比較・節約の基本中の基本と言ってよいでしょう。
必ず複数社に見積もりを取り、料金が一番安い業者にお願いすれば引越し料金を抑えることができます。
ただし、ネット上にある一括見積サイトはあくまでもウェブ上の見積もりですので、訪問見積もりの際に金額が変わる可能性もあります。
一括見積を参考にしつつ、実際の訪問見積もりでさらに金額交渉をしていきましょう。
見積もり料金をさらに安くする方法
引越し日時を引越し業者と相談する
前述したとおり、引越しの際は複数の引越し業者に見積もり依頼するのが基本です。
その見積もりよりもう少し料金を下げたい場合は、引越し業者に「引越し日時」を一任するとよいでしょう。
通常、引越し日時は依頼主が決めるのが普通です。
しかし、繁忙期は希望日時に引越しをすると割高になる場合もあります。
そんな時、引越し業者にとって都合の良い時間に合わせると、引越し料金を割安にすることができるのです。
業者の都合によって安い日時は異なりますが、土日を避けて平日に引越しをする、深夜や早朝にする、引越し繁忙期を避けるなど安くする方法はいろいろあります。
引越しの多い転勤族の方や遠く離れた場所に引越しする人には特におすすめです。
さらに安いプランや便を探す
引越し業者の都合に合わせて日時を決定する、という方法を前項でご紹介しました。
ここではさらに安くなるプランをご紹介します。
引越し業者の都合や引越しのタイミングによって使えない場合もありますが、利用できれば大きな味方になってくれます。
<長距離移動におすすめの「混載便」>
他の人と同じ便でまとめて運ぶのが混載便の特徴です。
同じ地域に引越しする人がいれば利用できます。まとめて運べるので引越し業者にとっては好都合で、人件費やトラック代金を低くできるため、利用者も安く利用できるというわけです。
混載便を利用する場合は引越し日時にゆとりをもって。希望日に到着できるとは限りませんのでその点だけは注意しておきましょう。
<時間指定をしない「フリータイム便」>
引越しを始める日時を指定しないのがこのフリータイム便(フリー便)です。引越し開始日時が前日までわからないため多少不便さはあります。
「前の引越しが終わり次第」「午後から開始」など業者によって始まり方はさまざまです。
前の引越終わりが遅くなると深夜になってしまう可能性もあるため、時間にはゆとりを持っておきましょう。
比較的時間が自由になる学生や一人暮らしの人に向いています。
<貨物列車を利用する「コンテナ便」>
通常の引越しではトラックで荷物を運搬しますが、コンテナ便は途中で貨物列車に荷物を載せ変えます。
貨物列車は引越し業者の荷物だけでなく他の運搬物も一緒に運ぶため、混載便と同じようにコストが低くなり利用者もコストダウンできるという仕組みです。
ただし載せ変えが多くトラックよりも日数がかかるため、すぐに引越したい人や高級家具を運ぶ場合には向いていません。
これらの節約方法が使えるようになったのは比較的最近です。
引越し業者のコスト削減にもなり、利用者にとってもお得になる方法が次々と生まれてきました。
見積もりの際はぜひ引越し業者に「もっと安くする方法はありませんか」と聞いてみましょう。
業者の都合に合わせるようにすると、数万円程度節約できる可能性が高くなります。
まとめ
引越し料金をあと少しだけでも下げたいと思ったら、上記に挙げたような工夫が有効です。
特に引越し日時を決めずに引越し業者に安い日時をゆだねると、その時一番安い方法を教えてくれます。
見積もりはしっかりと確認して、さらに低くするべく交渉していきましょう。