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引越し業者が荷物の積み残しをするって本当?対策とあわせて解説


引越しを予定している方の中には、引越し業者が荷物を積み残すことを心配している方がいるかもしれませんね。

引越し業者が荷物を積み残すことはあるのでしょうか。引越し業者と積み残しについて詳しく解説します。

引越し業者が積み残しをするって本当?

引越しが間近に迫ると、新居にすべての荷物を運べるか不安になりますよね。

中には、引越し業者が荷物の積み残しをすることを心配している方がいるのではないでしょうか。あり得ないと思われがちですが、荷物の積み残しは一定の確率で起こります。引越し業者は、どのような原因で荷物の積み残しをするのでしょうか。

単純な確認ミス

引越し業者が荷物を積み残す原因のひとつが単純な確認ミスです。あってはならないことですが、人が行う作業なので完全になくすことはできません。

特に、引越し業者が急いでいると確認ミスは多くなります。引越し業者の繁忙期は2月下旬~5月上旬です。

この時期は、1日で数件の引越しを行います。急いでいると荷物をトラックに積み込んでから十分な確認をしないまま出発してしまうことがあります。

このようなミスが起こることもあるので、出発前に旧居の確認はしっかり行ったほうが良いでしょう。

利用者の依頼ミス

利用者の依頼ミスでも荷物の積み残しは起こります。見積もり時に「依頼したつもり」だった荷物が積み残されるケースがこれに当たります。

依頼者側の単純なミスなので、気をつければ積み残しは防げます。一部の荷物を自分で運ぶ予定の方は、どの荷物を引越し業者に依頼したか正確に把握しておきましょう。見積もり時に確認すると安心です。

見積もりのミス

最後の原因が見積もりのミスです。

引越しは荷物の量にあわせてトラックを用意して行います。荷物の量を見誤ると、荷物の量に対してトラックが小さすぎて積み残しが生じてしまいます。引越しで使用するトラックは、引越し業者の見積もり担当者が基本的に選びます。

見積もり担当者は、経験と特殊な計算機などを用いて利用するトラックを選びます。見積もり担当者の知識や経験が不足していると、荷物の量を見誤ってしまうことがあるのです。

電話やメール見積もりで多い見積りのミス

訪問見積りで見積もりのミスが発生することはほとんどないとされています。見積もり担当者が、自分の目で荷物の量を確認することが出来るからです。

見積もりのミスは、見積もり担当者が荷物を確認できない電話やメールだけの見積もりで起こりやすいといわれています。素人の感覚とプロの感覚では荷物のとらえ方が異なるからです。

荷物の積み残しが心配な方は、電話やメールだけではなく訪問見積もりを受けたほうが良いでしょう。

荷物の積み残しはどう対処するべき?

以上の原因などで荷物の積み残しは発生します。荷物の積み残しに遭遇した場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。

見積書で運んでもらえる荷物を確認

荷物の積み残しに遭遇した方は、見積書で引越し業者に運んでもらえる荷物を確認しましょう。

基本的に、引越し業者は見積書に記載した荷物を運ぶからです。見積書に記載しているにもかかわらず、何かしらの理由で積み残した荷物は引越し業者に対応を求めることができます。

もちろん、自分で運ぶこともできますが、荷物の量や荷物を運ぶ距離などによっては難しいことがあるはずです。このようなケースは、引越し業者に相談すると良いでしょう。

一般的なプランを利用した場合

一般的な引越しプランでは、引越し業者がすべての荷物を運ぶことになっています。荷物の積み残しが発生した場合も、引越し業者に対応を求めることができます。

実際の対応は引越し業者によるところもあるようですが、信頼できる引越し業者であれば誠実に対応してくれるはずです。いずれにせよ、引越しの前にどの荷物を運んでもらう予定か確認しておきましょう。

積きりプランを利用した場合

積みきりプランの利用を検討している方は注意しましょう。積きりプランは、引越し業者がトラックに積み込める分だけの荷物を運ぶプランです。

見積書に記載されているのはトラックに積み込める分だけの荷物なので、積み残しされた荷物は自分で運ばなくてはなりません。

引越し料金は安くなりますが、ややリスクの高い引越しプランといえるでしょう。見積もり時に、運んでもらう荷物と自分で運ぶ荷物を明確にしておくと荷物の積み残しを防ぎやすくなります。

積きりプランで積み残しを防ぐ方法

積きりプランで積み残しを防ぎたい方は、荷造りを丁寧に行いましょう。荷物を積み込めるスペースが決まっているので、効率よく積み込むことが重要です。

そこで気をつけたいのがダンボールの大きさです。荷物の大きさにあわせて適切なダンボールを使用することで無駄なスペースを減らせます。

貴重なスペースを有効活用するため、引越し前の荷造りは丁寧に行いましょう。

電話・メールだけで見積もりをとる方は要注意

引越しを計画している方の中には、見積もり担当者に自宅まで来てほしくないと考えている方がいるはずです。

このような方に支持されているのが電話・メールだけで見積もりをとる方法です。利便性の高い方法ですが積み残しが多いといわれています。積み残しがあってもピストン輸送などで対処してくれればよいですが、このようなケースは少ないようです。

電話・メールで見積もりをとる場合、積みきりプランを基本としている引越し業者が多いからです。積みきれなかった荷物は、追加料金での対応が基本となります。荷物の積み残しを避けたい方は、少しの手間を惜しまないようにしましょう。

自分で荷物を運ぶ方法

どのような原因にせよ、積み残した荷物は新居へ運ばなくてはなりません。引越し業者が対応してくれればよいですが、そうはいかないこともあります。

積み残した荷物は、レンタカーを借りて自分で運ぶ、宅配便を利用して送ることなどができます。時間と費用にゆとりのある方は、軽自動車を利用して荷物の運送をしてくれる業者を利用する、引越し業者にもう一度お願いするなどを検討すると良いでしょう。

いずれにせよ無駄な費用と手間がかかるので、このような事態に陥らないように気をつけることが重要です。

まとめ

引越し業者を利用する方は荷物の積み残しに気をつけましょう。荷物の積み残しは、引越し業者の確認ミス、利用者の依頼ミス、見積もり担当者の見積もりミスなどで起こります。

引越し業者は見積書に記載した荷物を運ぶので、積み残しが発生した場合の対応はケースにより異なります。トラブルを避けたい方はすべての荷物を運んでくれるプランを利用しましょう。

料金などに魅力を感じて積みきりプランを利用する方は、積みきれない荷物が生じないか確認しておきましょう。

積み残した荷物は追加料金を払って運んでもらうか、自分で運ぶ必要があります。積み残しは、訪問見積もりを受けないケースで起こりやすいとされています。

心配な方は、電話・メールだけでなく訪問見積もりを受けてわからない点などを相談しましょう。


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