引越しの時の家具の運び方と処分方法
引越しの際に家具類をどうするのか、迷った経験はありませんか?捨てるにも手間がかかるし、運ぶのも結構大変・・・家具は意外と扱いに困るものです。
運ぶ場合は引越し業者の方にお願いして、傷がつかないように運んでもらいましょう。
家具が不要になった場合は、処分か買取りで対応します。
今は家具を買取り・引き取りしてくれる業者が増えてきて、インターネットでも簡単に手配できるようになりました。
引越し時の家具の扱い方について、詳しくご紹介していきましょう。
目次
家具の処分費用は?買取してもらう事もできるの?
引越しの際は必ずと言っていいほど不要なものが出るものです。大型家具が不要になった場合は、買取りしてもらうのがおすすめ。
引越し費用の足しになりますし、処分費夜を省けるという大きなメリットがあります。
大型家具の買い取り価格の目安は、1点数千円~1万円代が相場といったところです。もともとの価格と使用状態、市場のニーズによって買い取り価格が変化します。
購入から10年以内、キズや汚れが少なめなら、買い取ってもらえる可能性が高くなります。
特にブランド物のソファや食器棚、チェスト、テーブル、コレクションボード、キャビネットなどは買取り査定も高め。
元の価格よりはぐっと下がってしまいますが、それでも買い取ってもらえることには変わりありません。
最近は出張見積もり・買取りを行う業者が増え、インターネットで検索可能です。各地域にありますので、近いところにお願いしてみましょう。
ネットオークションで出品するという手もありますが、まとめて買い取ってもらうならやはり業者が便利です。
運び出せない家具の解体は業者がやってくれるの?
玄関から運び出せる家具は、組み立て家具でもばらさずにそのままの形で運び出してくれます。
大型家具は引越し業者にまかせれば梱包もしてくれますので、事前準備は中身を取り出すのみです。
そのままで運び出せない大きなベッドや食器棚は、作業員にお願いして分解し、新居に運んだあとで組み立てしてもらうことができます。
大手の引越し業者であれば、解体から組み立てまでお願い可能です。小さな引越し業者でも対応可能な業者はありますので、事前に相談しておきましょう。
解体が必要な場合は、見積もりの際に解体・組み立てまで必ずお願いしておきましょう。見積もりを出す際にその価格まで含んで料金を出してくれますので、あとで追加料金が発生しません。
解体には専用の工具が必要ですので、必ず事前に相談してください。
新居での上手な家具配置のコツは?
引越し後、思い通りのレイアウトでスムーズに新生活を始めたいなら、事前準備を怠らずに。家具配置は事前準備ですべてが決まると言っても過言ではありません。
大型家具は一度配置すると動かすのに苦労しますので、最初から理想の場所に配置してもらいましょう。
理想の配置場所を決めるコツは、家具の大きさをあらかじめ図っておき、下見の際に置く場所を決めておくことです。
特に冷蔵庫や食器棚など、扉を開閉する家具類はその分のスペースも計算しておきます。チェストやテレビ台、など、小さな家具類まできっちりと決めておくのが大切です。
理想のレイアウトに合わない場合は、買い替えも検討していきましょう。
最近は携帯で操作できるレイアウトアプリがたくさんあります。素人でもかなり本格的な間取りを書くことができ、家具の配置をシュミレーションできますので非常に便利です。
立体的にイメージしたい場合は3Dのレイアウトアプリを活用してみましょう。図面で見るよりもぐっと現実に近い形でシュミレーションできます。
家電なしのダンボールのみなら宅配業者が安い?
初めて実家を出て一人暮らしをする時は、家具なしで段ボールだけの引越しになります。家具なしの引越しの場合、宅配業者に荷物の運搬をお願いすることも可能です。
料金をシュミレーションしてみると
宅配業者 → 20,000円
大手引越し業者による見積もり → 30,000円~35,000円程度
これぐらいの差が出ます。明らかに宅配業者のほうがお得ですね。一人で持ち運べるサイズの段ボールであれば、どの宅配業者でもお願いできます。
宅配業者は段ボールの数×移動距離で料金を計算しますので、追加料金を取られる心配もありません。
家具預かりサービスってどんな時に利用できるの?
引越し業者の中には「荷物一時預かりサービス」を設定している業者があります。主に自宅のリフォームや建て替え時に利用できるのがこのサービスの特徴です。
ほとんどの場合預ける家財や荷物の量に制限はありませんし、設定された容積内であれば少しだけ家財を預けることも可能です。
引越し業者にお願いするメリットは、引き取りと配送が一度に済ませられること。荷物を自分で運ぶ必要がないため、大幅に手間が省けます。
トランクルームに預けるよりも、引越し業者にお願いするほうが便利です。
引越し業者によっては、通常の引越しでもこのサービスを利用できます。
荷物を自由に出し入れできないというデメリットはありますが、一時的に預かってほしい場合は非常に便利です。
引越し先がまだ退去していない場合や退去時期が迫っている場合に活用していきましょう。
まとめ
引越しの際は、家具の扱い方を早めに決めておきましょう。持っていくのか、処分するのか、どこに配置するのかなど、決めることがたくさんあります。
処分する場合はその手配も早めに。大きな家具の配置から決めていくのがインテリアコーディネートの決め手ですので、荷造り開始と同じタイミングで扱いを決めてください。