引越し相見積もりはやらないと損!上手な断り方も解説
引越しの情報を集めていると「相見積もりをお願いするとお得!」という情報をよく目にします。
引越しする時は料金を抑えることも大切ですので、複数社に見積もりをお願いする=相見積もりをお願いして比較し行きましょう。
しかし、相見積もりをお願いする際はデメリットもあります。
この記事では相見積もりのやり方からデメリット、その回避方法まで解説しています。見積もりの取り方がわからない人は、ぜひ参考にしてください。
引越しの相見積もりのやり方
相見積もりって何?
「引越しの見積もりは必ず複数社の相見積もりで!」そんな文言をウェブ上で見たことがある人も多いのではないでしょうか。
この「相見積もり」の意味を正しく理解していますか?
相見積もりとは、複数社に同じ条件で見積もりをお願いして見積もりを取ることです。特に引越しの場合は相見積もりを進められることが多く、複数社の見積もり=相見積もりが定着しつつあると言えるでしょう。
相見積もりをするなら何社ぐらい?
引越し業者に相見積もりをお願いするなら、何社ぐらいが最適なのか。より低料金で引越しをするために、相見積もりのお願いが何社必要なのかを解説していきましょう。
ひとり暮らしの場合
ひとり暮らしの引越しは荷物が少なく、他の人の荷物と一緒に大きなトラックで運べる場合があります。
運よくその便を使えればより安く引越すことが可能ですので、多めに見積もりをお願いするのがベストと言えるでしょう。
荷物が少ない一人暮らしの引越しは訪問見積もり不要という引越し業者も多いですから、インターネット上にある「一括見積り」を利用して、5社~10社程度の見積もりを取りましょう。
家族の場合
家族がいる場合は荷物の量が多いため、ほとんどの場合で訪問見積もりが必要になります。
また、業者とのトラブルを避けるためにも一括見積りだけで決めてしまうのは避けたほうが良いでしょう。
訪問見積もりを何社もお願いするのはかなり手間がかかりますので、相見積もりは多くても3社程度で十分です。余力があればそれ以上お願いしても構いません。
相見積もりをお願いするのは主に料金面の理由ですが、訪問見積もり(家族がいる場合)はそのほかの要素も検討しておきましょう。
営業の対応や引越し日時の融通が利くかどうか、その他のオプションについても確かめて、自分たちが納得した引越し業者を選べばOKです。
特に子供がいる場合は引越しも大変ですし、引越しできる日時も限られます。
あまり料金に差がないのであれば、気に入った引越し会社を選ぶというのも一つの方法です。
相見積もりのやり方
見積もりは引越し業者にお願いして、訪問見積もりの日時を決めて・・・という手順が一般的でした。
しかし、ネット環境が充実した今ではそんな手間をかけることなく、webだけで見積もりも可能になってきました。今最も簡単に相見積もりをお願いできるのは「一括見積りサイト」です。
情報を入力するだけで見積もりすることができ、家族の場合は引越し業者の訪問日時も決められます。
一括見積サイトは「引越し 一括見積り」と入力するとたくさん見つかります。
それぞれのサイトで見積もりが取れる引越し業者は異なるものの、大手の引越し業者はほとんどの場合含まれていますので、一括見積りサイトを一つ選んで入力すれば問題ありません。
また、一括見積サイトで比較できるのは地域限定の引越し業者はほとんどの場合含まれていません。
事情があって大手の引越し業者を避けたい場合はひとつひとつ引越し業者を探して見積もりを取りましょう。
引越し見積もり後の断り方
相見積もりが面倒と言われる理由
一括見積りサイトでお願いするだけで相見積もりをお願いでき、大変便利になりましたが、見積サイトを利用するのを嫌がる人もいます。
それは見積もりお願い後の電話での確認が面倒なためです。
訪問見積もりの場合は、必ず引越し業者から「見積もり後の確認」の電話が入ります。
見積もりをした引越し業者は自分の会社に決めてほしいですから、自分たちから電話してくるわけです。
一括見積りサイトで見積もりをお願いした場合も電話がかかる場合もあるため、「相見積もりをお願いすると後が面倒」という人がいるのです。
一社ずつ断りを入れるのも面倒ですが、「他社に決めました」というと「うちならもっと安くできます!」と食い下がってくる場合もあります。
断っても問題ないものの、一社ずつ対応するとなるとやっかいと言えばやっかいです。
見積もり後の断り方
では、どのように断ればよいのでしょうか。もう引越し業者はここ!と決めてしまった場合はできるだけ長引かせずに断りたいところです。
ここではスマートに断る方法をご紹介していきましょう。
迷っている業者から電話された場合
安くなるんだったらこっちの引越し業者にお願いしようかな・・・と考えているなら、電話では「より安い〇〇社にお願いすることにしました」と伝えてみましょう。
必ずではありませんが、もっと安くしてもらえる可能性もあります。納得する金額を提示されたのであればそちらにお願いしてもよいでしょう。
全く契約する気がない場合
安くなってもお願いする気がない引越し業者には
「引越し日時が変更になり、まだ決まっていない」
「会社で引越し業者を指定された」
など、自分以外の理由や引越しそのものがなくなったという理由で断りましょう。
「安くするので・・・」という交渉が必要なくなりますので、それほど手間なく断ることができます。
少し意地悪なようですが、「他社にお願いすることにしました」というと必ずと言ってよいほど値段交渉されます。
相見積もりをたくさんお願いした場合はその分断る回数も増えますので、スムーズに断るためには少しの工夫も必要と考えておきましょう。
まとめ
一括見積りサイトの登場により、引越しの相見積もりは常識になってきました。
相見積もりは他社比較できるのが非常に便利ですので、積極的に行いましょう。
ただし、その後の対応の仕方もスマートに。見積もりをお願いした分、お断りもしなければならないことを頭に入れておきましょう。
特に訪問見積もりまでお願いした場合は確実に確認電話がかかってきます。営業の対応や融通の利き方などを十分考慮して、本当に納得した引越し業者を選ぶのが気持ち良い引越しのコツ。
見積もりの際にいろいろと聞き出しておけば後でトラブルになることもありません。
「価格だけで決めたら損をしてしまった」ということのないように、特に家族がいる場合は人との会話の仕方や対応力まで考慮してくださいね。